脱毛サロンはメイクして行けない?脱毛後のメイクは?
脱毛の前と後、どちらも肌への負担がかかる前、負担がかかった後の状態です。そんな肌状態にメイクするとなると、何となく肌への負担が過大になりそうに感じられます。脱毛にも影響するのではないかと思えば、メイクしないほうがいいようにも感じるでしょう。しかし、サロンまでの移動の際、ノーメイクで出歩くことはできないという場合もあります。メイクはどうしてもしたいという方もいますね。そこで脱毛とメイクの関係についてご紹介します。
顔脱毛はすっぴんで行かないといけない?
顔脱毛時は薄いぐらいのメイクなら大丈夫
まず顔脱毛の前ですが、なるべく肌への負担が少ない状態であるのが最適です。しかし、サロンまでの移動でどうしてもメイクをしたいなら、薄くメイクすることを心がけましょう。脱毛の前にはクレンジングを行い、素肌の状態にしてから脱毛の施術は始まります。しっかりメイクの場合、脱毛前にクレンジングで肌に負担をかけてしまうおそれがあります。
クレンジングでさっと落とせる程度のメイクなら、肌への負担も少なく済みます。顔脱毛を行う前は、ティント乳液など軽めのファンデーションを使い、マスカラなども極力避けた薄いメイクを心がけましょう。
脱毛と関係ない部分のメイクは?
顔以外の脱毛ならばメイクの影響はありません。ただ、襟足など顔に近い部位である場合は少し配慮が必要です。汗でメイクが落ちて施術部位にこぼれると、肌への影響があります。また横になって脱毛を行う場合でも、ベッドのタオルにメイクが付いてしまいますので不衛生です。
脱毛を予定している場合は、よほど施術位置と顔が離れている場合以外は、なるべく薄いメイクにしましょう。
日焼け止めは?
メイクはしないが、日焼け止めをつけているという場合も施術前に日焼け止めを洗い流してからの方が良いでしょう。日焼け止めはメイクと違い、肌への負担が少ないものですが、施術を行うにはよくありません。施術の際の薬剤と反応しアレルギー反応を起こす場合もあります。
日焼け止めをつけてサロンに赴くのは良いですが、施術の前にはなるべく落としてから受けるようにしましょう。
脱毛サロンに行く場合のおすすめメイク
メイク落としや化粧台が置いてあるサロンが普通
脱毛サロンに行く場合には、落としやすいメイク、またサロンで落とすことを予定したメイクがおすすめです。落としづらいメイクは避けましょう。多くのサロンの場合、メイク落としや化粧台が設置してあります。中には準備していないサロンもありますので、施術を受ける前にカウンセリングの際などに確認しておきましょう。
サロンで準備しているメイク落としを使用するのも良いでしょう。ただ、肌への相性が心配という場合もあります。その際にはご自身が普段使用しているメイク落としを持参するのも良いでしょう。この場合も何度も洗顔しなければ落ちないようでは施術までに時間も負担もかかります。その点も念頭に入れておくべきでしょう。
なるべく肌に負担がかからないことを考慮してください。例えば普段、リキッドとパウダーのダブルファンデーションであるという場合、施術前にメイク落としをするときに負担がかかってしまいます。どちらかにして肌への負担を軽くしましょう。アイメイクについても同じです。つけまつげやウォータープルーフのマスカラなどは、メイク落としに時間がかかりやすいですから避けた方が良いでしょう。口紅も落ちづらいものではなく、メイク落としで簡単に落ちるタイプがおすすめです。
脱毛後のメイクやケアは?
顔脱毛後の冷却
顔脱毛を終えた後、脱毛方法によっては毛穴が炎症を起こしやすくなっている場合があります。また肌への負担が少ない脱毛を選んだ場合でも、刺激を与えているという意味では一緒です。見た目に肌も炎症がないという場合でも同じです。肌は見えない部分で脱毛によってある程度の刺激を受けています。
そんな肌状態に、メイクをしたらどうでしょう。メイクに使用される成分は一般的に肌に配慮されたものです。しかしそんな配慮されたものでも肌には負担がかかっています。つまりそのままメイクをしてしまうと肌への悪影響は十分考えられます。できればメイクは避けた方が良いでしょう。
しかしそうはいっても脱毛後、サロンから帰宅する際にはメイクしなければ外を歩けないということもあるでしょう。メイクをする前には肌の状態を落ち着かせておく必要があります。脱毛後は毛穴が熱を持っています。また毛穴自体が開いている状態にもあります。毛穴にメイクや汚れが入り込まないよう、冷却し毛穴をキュッと引き締めておきましょう。毛穴の奥の炎症を抑えるのにも冷却は良い効果があります。まずは、慌ててメイクせず、しっかりと熱が冷め、毛穴が閉じる程度に冷却するよう心がけてください。
化粧水で水分補給
脱毛の後、肌は乾燥した状態にある場合が多いです。そこで、メイクする前には水分補給をしっかりと行いましょう。化粧水をしっかりとなじませ、肌が潤った状態にしてあげるのです。この際には、サロンで準備している化粧水なども良いでしょう。ただ肌はいつも以上にデリケートになっている状態です。化粧水が合わなければ逆効果になるおそれもあります。ご自身の普段使用している化粧水を持参することも検討された方が良いでしょう。
部屋は保湿
こうした脱毛後の肌ケアについて、なるべく保湿された部屋で行うことをおすすめします。脱毛後の肌を冷却するのだから、冷え切った部屋でも良いのではと考える方がおられます。それはちょっと間違った考えです。肌を冷却するのは大切ですが、身体全身が冷えてしまっては代謝が下がり、逆効果です。湿度があり適度な温度状態の部屋で肌をケアすることで、身体の中の細胞が活性化した良い状態で肌をケアできます。
メイクをする場合も一定の保湿がある方が化粧馴染みの良い状態にできます。保湿は適度に、欠かさないことです。
日焼けは避ける
メイクをする方の多くが、肌の日焼けを気にされるでしょう。メイクのし過ぎはよくありませんが、メイク自体は肌の日焼けを避ける効果があり、こうした面ではメイクも良い効果を生みます。それほど日焼けは脱毛に大敵です。脱毛で刺激を受けた肌に、日焼けで蓄積されるメラニン色素が加わると肌への負担がさらに増えてしまいます。脱毛で良くなった血色が日焼けで悪くなる、それ以上に肌の角質が増え過ぎた刺激によって硬くなってしまうおそれもあります。
脱毛の後はしっかりと冷却し、保湿してから日焼け対策をとるように心がけてください。
まとめ
脱毛で肌に負担がかからない場合はありません。どれほど肌への負担を考慮した脱毛でも、毛穴や毛の細胞に影響を及ぼすだけの刺激をもっています。肌に十分な負担がかかる施術を受けることを自覚しておきましょう。そのうえでどんなメイクをすればいいか考えれば良いのです。
今までのご自身の肌状態は、自分が一番よくご存じでしょう。どんな刺激で負担がかかりやすいか、どんなトラブルが生じやすいか、振り返ってみればわかることでしょう。こうしたトラブルが起きうる可能性がありますので、なるべく負担を軽減させたメイクを心がけてください。脱毛サロンでも、起こりうる肌トラブルについて説明があります。説明をしっかり確認し、万全の準備をして望みましょう。