TOP

メニュー

検索

脱毛のメカニズム

脱毛のメカニズム

脱毛するならば、できるだけ上手にやりたいものですよね。自分で行うにしてもサロンやクリニックに通うにしても、施術する回数を少なくするに越したことはありません。理由は単純。その方が、肌にもお財布にも負担がかからないからです。そのためには、タイミングが大事。毛には、適したタイミングがあるのです。ですから、自分の毛が育つメカニズムと、そのサイクルを知ることで、無駄な回数、サロンやクリニックに通うことを防ぐことができます。

毛の構造

ムダ毛なんてなくなれば良いのに、なぜ抜いても抜いてもしつこく、復活してくるんだろう?そんな風に思ったことはありませんか?毛は、実は爪と同じように肌の角質が変化して出来た皮膚の一部です。それも主成分は、ケラチンという、強力なたんぱく質です。つまり、あなたがとても健康な状態で、良質のケラチンをお持ちであればあるほど、色がしっかりしていて太さもしっかりしている元気な毛が、短いサイクルで何度も生えてくるということになります。

毛の種類と発毛のサイクル

ではまず、毛のメカニズムを知っておきましょう。毛には、硬毛と軟毛があります。硬毛は太くて色の濃い毛で、頭髪、陰毛、眉毛、まつ毛です。軟毛は産毛など、細くて色の薄い毛になります。

毛は、次のようなサイクルを繰り返しています。まず成長期。次に退行期、成長期に育ちきった毛が、しばらく定着します。そして休止期。毛穴は既に次に生える毛根を育てている中、毛は抜け落ちるための準備を始め、やがて抜けて行きます。そして休止期。寿命を迎えた毛が抜け落ちると、次の毛根が生える準備を始めます。”

脱毛に適したタイミング

さて、脱毛にふさわしいタイミングはどこなのでしょうか?正解は、成長期です。もっと言えば、成長期のみに有効です。特に、永久的に脱毛をしたい場合は毛と一緒に、毛を成長させる組織ごと、やっつけてしまわなくてはなりません。毛と毛根が完全にくっついた状態でいるのは、成長期だけなのです。特に、サロンでニードルによる施術を行う場合、退行期以降にしてしまうと、既に新しい毛根が育ち始めているため、永久的な脱毛はできません。

医療レーザー脱毛とフラッシュ脱毛

医療レーザーやフラッシュについては、あまり毛のサイクルやメカニズムは関係ないと言われています。確かに、レーザーやフラッシュは、黒い色に反応する特性を利用して毛根を狙い撃ちして焼き切るというシステムなので、休止期に、皮膚に隠れている小さい毛根にも反応することができます。そのため、忙しくてあまり脱毛に時間をかけたくない人は、医療レーザー脱毛が向いていると言われてはいますが、それでも、やはり成長期の大きく育った毛根とその周辺の細胞組織を一気に破壊できる方が、断然効果は高いです。

自己処理の場合は

ただし、自己処理で行う場合。特に毛抜きで抜く方法を取る場合は、退行期を狙うことをお勧めします。退行期に入った毛は既に抜け落ちる準備に入っているため、比較的スムーズに抜くことができるからです。その方が肌に負担もかからないし、もし次にサロンかクリニックに行こうと考えている人にとっては、毛の成長期を狙うタイミングも取りやすくなります。シェーバーで剃る方法を選ぶ人も、やはり退行期がお勧め。毛の成長期に剃っても2、3日もしないうちに生えてきます。しかも、上手に剃った分だけ、切り口の細胞組織が再生しようと活発になり、より元気な毛で伸びてくるといったことになりかねません。
以上のように、毛のサイクルを知ることが、脱毛の成功の鍵です。自分のサイクルを知ることで、コストパフォーマンスの良い脱毛ライフを計画しやすくなります。

  • SHARE

  • 関連脱毛コラム

    コラム一覧を見る