脱毛前後にやってはいけないこと
近年、サロンやクリニックでのトラブル被害が相次いでいます。主に、サロンやクリニックでレーザーやフラッシュによる治療の後に痒み、痛みが発生したり、皮膚がやけどの状態になったというものです。せっかくキレイになって新たにファッションを楽しもうとしているのに、それではもったいないですよね。このサイトでは、施術前に知っておくべき注意事項やトラブルを避けるための対策を、「脱毛前後に絶対にやってはいけないこと」にフォーカスして徹底検証していきます。ぜひ参考にしてくださいね。
日焼け
特に、医療レーザーやフラッシュ脱毛をする予定がある場合、前後の日焼けはNGです。なぜかと言うと、医療レーザーやフラッシュには、黒い色に反応するという特性があります。その性質を利用して、肌の上から毛根を狙い撃ちし、照射して焼き切るのが医療レーザー、フラッシュ脱毛なのです。従って、日焼けした肌だと照射パワーが分散されて効果が薄まってしまうのです。人によっては、肌に照射が定まることにより痛みを感じることもあり、危険です。また、日焼けした肌はダメージを受けていて弱っている上、乾燥もしているため、レーザーの光が負担になり色素が沈着してしまう場合もあります。
入浴
施術はどうしても衣服を脱いだ状態で行うため、ついやってしまいたくなりますが、施術前後の入浴は絶対にNGです。特に医療レーザーやフラッシュでの脱毛を予定している場合、乾燥した肌で行ってはいけません。乾燥肌はレーザーに敏感に反応し、火傷を作ってしまうこともあります。施術直後のシャワーも同じことです。ダメージを受けた肌に、更にダメージを与えることは避けておきましょう。
運動
施術したい日は、できるだけ休養をたっぷりとってほしいものです。今は脱毛は、とてもお手軽な存在です。痛みもないし、手軽な値段だし、ファッション感覚でトライできてしまうのですが、肌にダメージを与える行為であるということだけは、忘れてはいけないポイントです。せっかくキレイになったことだし、張り切って運動をしたい気持ちは分かりますが、一日くらいお休みしましょうね。なぜかというと、運動して体温が上がったり汗をかくと、血行が良くなって痛みを極端に感じやすくなることがあるのです。
飲酒
同じような理由で、飲酒もNGです。お酒に酔って体内の循環がよくなると、痛みや痒みが出てきます。飲酒による体の変化は、運動や入浴よりもずっと急激なため、痛みや痒みを感じてきたからここでやめておこう、といったようなコントロールが効かないのです。特にデリケートゾーンは痒みを特に感じやすい部位なので、絶対に避けましょう。
予防接種
インフルエンザなどの予防接種を受けた体は、通常と違うということを意識しておきましょう。フラッシュ脱毛では概ね60度、医療レーザーでは概ね200度の光を皮膚に照射することになります。それでもうっかり予防接種を受けたことを忘れてサロンに行ってしまったり、逆に脱毛後に受けてしまったという場合もないとは言えません。気が付いた時点でサロンやクリニックと、かかりつけの医療機関に相談・報告をしておきましょう。
以上のように、脱毛前後は自分の体を休ませ、肌をいたわるべきです。最後に、当たり前ではありますが、脱毛直前の自己処理も避けてください。